折り込みチラシを研究し続けて10年以上。小学生の頃からチラシを愛してきたチラシ博士による、チラシ講座の連載です。今回は、楽しく買い物をするための自分と相性のいいスーパー選び(前半後半)が終わった後のお話。いよいよチラシの見かたを伝授します。

チラシ博士プロフィール

チラシ博士

30代男性、チラシ好き。トクバイスタッフに毎日「今日のチラシ」情報を配信。スタッフの「チラシ力」を日々鍛えている。
ひとこと:
先日はローソンさんのクーポン付きの大きなチラシが折り込まれました。コンビニのチラシが折り込まれるのは通常は新店オープンの時ぐらいしかないので、このチラシはかなり注目度高かったです!

 

 

前回の振り返り

チラシ博士-スーパー-店内

これまで2回にわたって、日々の買い物を楽しくするための「スー活」についてお話してきました。スーパーのタイプをチラシや実店舗に行って見極め、自分と相性のいいスーパーをどう選んでいくかという内容でしたね。ポイントは、よく行くスーパーを1店舗に限定せず複数のタイプのスーパーを知っておくことで、欲しいものや気分に応じて今日の買い物先を変えられ、買い物が楽しくなったり節約も自然にできるようになる、ということでした。

今回は、いよいよチラシの見かたをお教えしましょう。名づけて「チラ見(ちらみ)」です。チラシに載っている膨大な情報を、どうやって効率的に自分のものにしていくか、時短でオトクな買い物のはじまりです。

2つのキーワードで覚える「チラシの見かた」

キーワード① 宝を見つける「ゲーム」

ゲーム

某通販サイトのキャッチコピー「Shopping is Entertainment.」に倣うなら、チラシを見る行為は、Everyday Shopping is GAME.です。

買い物について「時間がない」とか「忙しい」と言ってしまうのは、買い物が「他より優先順位が低い」と言っていることと同じ

優先順位が低いものをどうするかとなると、効率化しよう・時短しよう、という解決策で留まってしまいがちです。

そうではなくて、最も必要なのは、スーパーでの買い物の価値そのものを上げること。価値がある行動だと思えることで、自然と楽しむ方法を積極的に考えられるようになります。

これに不可欠なのは買い物が楽しくなることであり、その一つの解として、チラシを見ることをゲームにしてしまおう、というのが私の「チラシの見かた」になります。

どうやったらお宝が見つけられるのか、今日のお宝は何か、毎日ゲームをするのです。「チラシ=今日の宝の地図」とでも思ってください。

キーワード② 「感じろ」

ネコ

こちらはブルース・リー氏の台詞「Don’t think. Feel.」に倣うとして、チラシを見て「感じろ」というのは、Don’t read. FEEL.となります。

これは大変多くの方が思い違いをしていることなのですが、チラシを『見る』とは、チラシを『読む』ことではありません。『感じとる』ことです

そもそもスーパーのチラシというのは1枚に何十、何百と商品が載っていて、かつそれが週に数回あり、さらにはこれが何店舗も同時にやってくるわけです。

読み切れるわけなどなく、いくらゲームにしたといってもそこまでの時間は取れません。ポイントを押さえることでサクサク特売品を「感じ取る」ことが大切なのです。

オトクで賢いチラシの見かた

ポイント① チラシが入ったら即「見るチラシ」「見ないチラシ」に仕分けよう

仕分け

スーパーのチラシはだいたい火曜と金曜、あるいは土曜に多く折り込まれます。この時、手に取った順に1枚ずつ吟味したりしていませんか?

まずは対象期間と日替わり特売品の有無から、「見るチラシ」「見ないチラシ」に仕分けましょう。中身を見るのは仕分けた後です。

チラシの対象期間(売り出し期間/売り出し日)をチェック

カレンダー

チラシには必ず、そのチラシの対象期間が表か裏の四隅かその近辺に書かれています。

その対象期間に買い物に行けない場合は「見ないチラシ」として仕分け、古新聞ストッカー行きにしてしまってよいです。

(余裕があれば、「後で見るチラシ」とし、このお店の商品の相場を知るために後から見るようにできるとよいでしょう)

日替わり特売品の有無

SALE

次に、自分の行けるその期間に日替わり特売の品があるかを見ます。日替わり品は、そのお店にとって自信をもってお勧めするお買い得な商品です。

日替わり品があったら「見るチラシ」としていったん仕分け、ないようであれば、それでも見るべきチラシかどうかをチラシ・企画のタイトルから次に判断します。

多くのチラシの場合、チラシは日替わり面と企画ものの面に分かれているのです。

※チラシの企画とは・・・「父の日のおすすめ特集」「99円特価市」など、ある企画・メッセージで商品などがまとめられていること

ポイント② チラシ・企画のタイトルは必ずチェック

チラシ-トクバイ

注:トクバイにて制作したチラシですので、実際には存在しないチラシです。

チラシのタイトルを「あんなの飾りでしょ」などと思っていませんか?タイトルをスルーするなんてとんでもない!

チラシのタイトルは、このチラシ・企画の全体がお買い得品推しなのか、それともイベントや献立など値段以外を訴求したものなのかを一瞬で判断できる、非常に便利かつ重要な要素なのです。

例えばこの牛肉。

肉

画像が見えにくくてすみません・・・

これがお買い得なのかどうなのか? もちろん相場が頭に入っていれば判断がつくのですが、産地・商品名・量・値段を見るので1秒ぐらいかかります。

たかが1秒とはいっても、10商品あれば10秒となり、ばかになりません。

チラシタイトル

タイトルが「超特価市」ということは安いはず!

でも、タイトルである「超特価市」を先に見ているとどうでしょうか。
タイトルに「超特価市」とあるということは、この企画に入っている商品は通常より価格に自信のある商品ということになりますね。

反対に、タイトルに”メニューを提案するもの”や”行事・季節にかけてくる企画もの”には、まず日替わり品はなく、つまり特別安い品でもありません。

これがあることで「このチラシは絶対見よう」「見るけど後でいいや」「スルーでOK」と瞬時に決められます。

これを踏まえてタイトルを見ながら「見るチラシ」「見ないチラシ」を仕分けていきましょう。

YESNO診断

おさらい。店舗のタイプ診断表。

 

安さを伝えてくるタイトル

価格を訴求するタイトルには種類も多く、また主にBタイプのお店(一般的なチェーンの一般的なお店)が多用します。

実際にあの手この手で特売イベントを行うため、必然的にその数も増えることになります。定番は均一ものやゾロ目市、月初や月半ばの特売、曜日市です。

こういったタイトルの時は、品によってお得度に差はあるものの、基本的に普段よりお買い得です。「見るチラシ」としてチェックするようにしましょう。

タイトル例:
*生活応援!99円均一セール
*ゾロ目特売市 ●月●日限り88円セール
*●月●日~●月●日はお買い得週間
*トクする火曜市 など

何が安いかを具体的・単刀直入に教えてくれるタイトルもあります。これは自信がないとできないことです。

タイトル例:
*夏の本気!アイスが安い!!

行事や季節に絡めたタイトル

この手のタイトルは、Bタイプのお店(一般的なチェーンの一般的なお店)Dタイプのお店(質高め系チェーン店)で主に使われます。

このうち、父の日・母の日や行楽などに絡めたものはBタイプもDタイプも使いますが、旬や季節に絡めたり、または献立提案をしたりするタイトルはDタイプが多めです。

どちらにしても、季節にあった商品を紹介しているにすぎないので、必ずしもお買い得な品を訴求してくるわけではありません。ただ、かといってそれをそのまま完全スルーするのももったいないことです。

日々の献立を考えるのは苦労も多いと思います。時間に余裕があるときは「後で見るチラシ」として献立のヒントになるものがないかを見るとよいでしょう。

余裕がないときは「見ないチラシ」としてしまって問題ありません。

タイトル例:
*6月18日(日)は父の日 お父さんありがとう
*行楽シーズンはお肉をたくさん食べよう!

独り言や受け狙いのタイトル

Eタイプのお店(安売り系地域密着店)Cタイプのお店(一般的なチェーンの安めな店)は、タイトルにあまり意味を込めません。

安く売るために頑張ってるよ系のメッセージや、あるいは笑いを取るタイトルで、お店に親近感を持ってもらうことがこのチラシにとって一番大切なことです。

この時はタイトルで中身を判断することは無用です。基本、こういったタイトルを付けるタイプのお店やチラシはお買い得な品が多いはずなので、タイトルに関係なく「見るチラシ」のはずです!

タイトル例:
*台風で野菜が収穫不良!採れずに値上がり!・・・なんてそんなの関係ねぇ~!
*今週は唐揚げをガンガン食べるぞ!!!

タイトルのないチラシ

どういった理由で安くしているのか分からないタイトルもあります。タイトルが具体的でない時は苦し紛れだったりするので期待せず「見ないチラシ」でよいでしょう。

ポイント②番外 無条件で「見るチラシ」になるチラシもある

チラシの紙質やサイズが突然変わったら要チェック!

スーパーのチラシのカラーやサイズは、基本いつも同じか、週末と平日でパターンを変えていたりする程度で、だいたい一定です。

ただ時折りこのパターンを破るチラシが入ることがあります。これはラッキーというかサプライズというか、レアキャラに出会ったようなものです!

このときのチラシは特売品・注目商品が満載ですので、絶対に要チェックです。仮に買い物に行けない期間であっても「後で見るチラシ」にはしましょう!

例:普段はB3・コート紙・カラーなのに、B4・上質紙・単色のチラシ「緊急開催!日曜特価市」というタイトル

=まとめ=

今日はそもそもチラシを見るとはどういうことかについてと、チラシの見かたのうち、「チラシの仕分け」「タイトルの読み方」についてお話ししました。

チラシには、膨大な量の情報が掲載されています。時間があるときはそれを読むのも楽しいですが、毎日のことになると、その時間がもったいないということもありますよね。

また場合によっては、習い事や仕事の休憩時間、移動時間などにチラシを素早くチェックして買い物先を決める、なんてこともよくあると思います。

その時に億劫にならないためには、「コツ」をおさえておくことがとても大切です。

次回は、いよいよ最終回。チラシの見かたのポイント、後半をお伝えしていきます。

みなさん、よいチラ見と、楽しい買い物を。


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