お魚屋さん直伝!「タラ(鱈)」をおいしく食べる下処理方法・食べ方・レシピ

12月、1月になると脂が乗っておいしい鱈(タラ)。お魚屋さんに、選び方、下処理の仕方、おすすめの食べ方、レシピを教わってきました!

目次

今が旬の「タラ」。12月~1月は脂がよく乗っておいしい時期です。

旬だからこそお安く手に入るタラ。おいしく食べるための選び方や下処理方法を、
関西を中心に店舗を展開するお魚屋さん「大起水産 街のみなと 堺本店」の北田さんに教えていただきました!

おいしいタラの選び方


そもそもタラは、タラ目タラ科の魚の総称。
その種類にはマダラ、スケトウダラ、コマイ等がありますが、一般的にタラといえばマダラのことです。

新鮮なタラの切り身を選ぶ方法

スーパーで切り身を選ぶときには、「身が白く半透明」のものを選ぶのがおすすめ。
新鮮なものは少し赤みがあるそうです。

タラを一匹買うと白子や真子も手に入る!

タラと言えば、スーパーで切り身で売られていることが多く、調理もしやすいので、
ついつい切り身を買ってしまう方が多いのではないでしょうか。

北田さんによると、

ー切り身は簡単でいいですが、鱈を一匹買うと、白子も真子(鱈の子)も手に入れられてお得ですよ~!

とのこと。北田さんが教えてくださったように、マダラをまるごと一匹購入すると、
鍋に入れても三杯酢で食べてもおいしい「白子」や、マダラの卵「真子(まこ)」も手に入り、実はとってもお得です♪

お値段は小さいものだと1000円~。大きいものだと3000円~4000円くらいで手に入ります。
大人数で集まることも増える年末年始には、いろいろな部位を味わえるよう、一匹買いしてみては?
※価格は相場です。店頭でご確認ください。
※たらは十分に加熱してお召し上がりください。

また、苦手な人が多い魚をさばく作業ですが、店舗でお願いすると、鍋用やムニエル用など要望に合わせて切ってくれるそう。

魚をさばいてくれる嬉しいサービスは、お魚屋さんはもちろん、スーパーなどでもやってることが多いので、一度お店で聞いてみて一匹購入もチャレンジしてみたいですね。

簡単なタラの下処理方法

お魚の下処理方法がわからず、魚料理に苦手意識がある人が多いのではないでしょうか。

タラの下処理はとっても簡単!覚えるとすぐにできるようになりますよ。

北田さんに教えていただきました。

【和食の場合】

下処理不要!

鍋など、買ったらそのまま鍋に入れていいんだそうです。

【洋食の場合】

水分をキッチンペーパーなどで取り、塩コショウを振ったら完了

水分を取る際は軽く抑える程度で、水分を取りすぎないことがポイントです。


鱈(タラ)のおすすめの食べ方

北田さんにおすすめの食べ方を教えていただきました。

ーやっぱり定番は「お鍋」。ポン酢であっさり食べるのがおすすめです。こぶだしを取って、一番にタラを入れると、タラのダシが出ておいしいんですよ。

寒いこの季節、火を通すとふっくらおいしいタラは、まず鍋でいただきたいですね。
でも実は、北田さんのおすすめは「バター焼き(ムニエル)」なんだそう!

ーー淡白なお魚なので油が合うタラは、バター焼き(ムニエル)がおすすめ!たっぷりバターを使って、ちょっぴりオリーブオイルをいれると、まろやかでおいしくなります。旬のお魚は「シンプル」に食べるのが一番おいしいんですよ。

オリーブオイルを使う調理方法にびっくり。早速編集部で作ってみました!

鱈(タラ)のバター焼き(ムニエル)のレシピ


食材

  • タラの切り身 1
  • バター 適量
  • 料理酒 適量
  • 小麦粉 適量
  • 塩コショウ 適量

作り方

1、キッチンペーパーで軽く水分を取ります

※水分を取りすぎないことがポイント

2、両面に塩コショウをします。

3、小麦粉を両面にまぶします。

4、フライパンにバターをたっぷりと、オリーブオイルを少し入れて焼いていきます。
焼くときには、盛り付けたときに上になるほうを下にして焼き始めます。
裏返して両面が焼けたら、器に取り出します。

5、お好みでレモンを添えて盛り付けたら完成です!
今回はアクセントにブラックペッパーを少し振りかけてみました。


身がふっくらぷりぷりです。


下処理で水分を取っているので、焼いたときに余分な水分が出ず、外はカリッと、
中はふっくら焼きあがりました。旬のタラのぷりぷり感をそのまま楽しめます。

バターの香りがとても豊かで、オリーブオイルがまろやかな味わいに!
淡白なタラにぴったりです。

下処理から完成まで、レシピの手順は簡単なのでぜひ作成してみてくださいね!

※タラは十分に加熱してお召し上がりください。

「大起水産 街のみなと」さんのご紹介


関西を中心に12店舗(2017年12月現在)を展開するお魚屋さん。

地域の皆さんに「魚の本当の美味しさを伝えたい」と、「鮮度」にこだわりをもち魚を販売している大起水産「街のみなと」は、地域で長年愛されるお魚屋さんです。

「お店で、魚選びで悩んだ時はいつでも近くにいるスタッフに相談してください」と北田さん。親切なスタッフが丁寧に対応してくれたり、活気のある店の雰囲気が愛される理由となっています。

トクバイでも毎日新鮮なお魚情報を発信しています。
ぜひチェックしてみてくださいね♪

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